目に見えない力と紫微斗数

私の命盤は複雑だ。


自化が5つ、向心力が6本。 必定が3つある。

必定の3つのうち来因宮である夫妻宮に必定が2つ。

そして、悲しいことに財帛宮に残りの必定がある。


師匠の鑑定を受けた時に一番初めに言われたのは、


「よく今までよく頑張ってきたね。」


という言葉だった。


紫微斗数では、来因宮が必定で破れていると、とても辛い人生を歩むといわれている。


私の場合、結婚後の夫婦関係を表す財帛宮が必定で壊れ、夫妻宮も必定が2つもあるので確実に結婚したとしても、上手くいかない。


財帛宮が悪ければ疾厄宮に影響するので、恐らく結婚後は生活苦と病気でとても大変そうである。


鑑定内容を観てみるととても残念過ぎる言葉が並んだが、意外にも私の人生、的中率が高いとされる紫微斗数でしてもハズレていることも結構あるのです。。。


ある時期、古神道の修行のような事していたことがあり、神社仏閣を回り時には滝行も受け、霊山と呼ばれる山にも上ったりもした。


今はよく分からなくなってしまったけれど、修行のような事をしていると直感というかある意味霊感のようなものが出てきて、進んではいけない方向にいこうとすると決まって知らせが入ったりした。


私の中にいる何かが、しきりに訴えかけるのです。


今はお寺で働く私。


お寺で修行をしている人たちやお寺の関係者の命盤を観るとやはり、色々と問題を抱えている人生の方が多い。


しかし、よく観察していると命盤通りの運勢を淡々とこなしておられるようではなさそうだ。


「この人はもう、今年中にお寺を去ることになるに違いない」


と命盤に出ていても、結局はお寺を去ることはなかった。


きっとその方の人生には神仏が必要なのだろう。


私自身も複数の紫微斗数の占術家の先生に、


「2019年には仕事を辞めることになる」


と言われたが、結局は勤務を半分に減らすことになったものの、退山することはなかった。


恐らくは、目に見えない存在が私を引き留めてくれているのだろう。


目に見えない存在に守られることによって、運命は変わる可能性がある。


それらの存在に救われるのは、その人自身の心次第なのかもしれない。





紫微斗数・数霊・五行易☆ 天音

天音です。欽天四化・飛星派をベースにした紫微斗数を学んでいます。迷い苦しんでいる方々に少しでも寄り添える占い師・Fortuneteller(幸せを告げる人)でありたいと思っています。